リンゴ病の流行と妊婦さんへの影響について2024/12/05

千葉県は、伝染性紅斑(リンゴ病)が流行し、国の警報基準値を上回ったと発表しました。
千葉県疾病対策課によると、11月25日~12月1日の定点当たり患者報告数は2.10人となり、国が定める警報基準値の「2」を上回りました。基準値を超えたのは現在の観測方法を開始した1999年以来初めてとのことです。
リンゴ病はウイルスによる感染症で、ほおに赤い発疹が出ます。主に子どもがかかり、せきや、くしゃみによる飛沫などから感染します。ほとんどは自然に回復しますが、妊娠中に感染した場合は流産のリスクが高まるともいわれています。
アルコール消毒は効かず、せっけんで手洗いし、水でしっかり流すことが予防策で一番有効です。家庭、保育所、幼稚園、学校等において手洗いや咳エチケットなど 感染防止対策の実施に努めましょう。
 

<関連情報>
伝染性紅斑(リンゴ病)の流行について(令和6年12月4日)
 (「千葉県ホームページ」の記事へのリンクです)
パルボウイルス B19 によるリンゴ病(伝染性紅斑)はお腹の赤ちゃんに影響することがあります
 (「日本産科婦人科学会」の記事へのリンクです)

  ページトップへ戻る